2016年 電子情報通信学会 ソサイエティ大会(2日目)

2016年9月20日〜23日に北海道大学で開催された電子情報通信学会ソサイエティ大会において本研究室のメンバーが研究発表を行いました.

2日目の21日は,B4の斉藤が発表を行いました.発表内容は以下の通りです.

齊藤の発表は,有機トランジスタにおける漏れ電流のモデル化に関するものです.回路のシミュレーションには正確な特性を再現したモデルが必要となり,特にアレイ回路などでは小さい電流の影響評価のため,低電圧での正確性が必要となります.しかし,既存のモデルはゲートからドレインへの漏れ電流を実装していないため,低電圧域での電流変化が不正確でした.本発表では、これを実装することでモデルの特性の改善を達成しました.

  • 齊藤 成晃, 新谷 道広, 廣本 正之, 佐藤 高史:
    “有機トランジスタにおける漏れ電流特性のモデル化”, 電子情報通信学会ソサイエティ大会, C-13-4, p.94, 2016年9月.
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