2014年 電子情報通信学会 ソサイエティ大会

2014年9月23〜26日に徳島大学常三島キャンパスで開催された電子情報通信学会ソサイエティ大会においてB4の吉永が発表を行いました(発表日は9月23日).

吉永の発表は,偽造チップの摘発を目的としたチップの識別手法に関するものです.偽造チップの流通により,セキュリティや信頼性の面で様々な問題が懸念されています.チップごとに固有の特性を持つ関数をPhysical Unclonable Function (PUF)といい,これを利用して指紋認証の様にチップの識別を行うことができます.本発表では,ランダムテレグラフノイズを利用したPUFの実現可能性を確認し,さらに1チップごとに複数のトランジスタを識別に利用して冗長化することで識別精度を改善できることを示しました.

  • 吉永 幹, 粟野 皓光, 廣本 正之, 佐藤 高史:
    “ランダムテレグラフノイズを用いたチップ識別手法の一検討”, 電子情報通信学会ソサイエティ大会, A-7-1, p.95, 2014年9月.
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