電気学会 半導体電力変換研究会

2017年7月27, 28日に機械振興会館で開催された電気学会 半導体電力変換研究会にて本研究室の特別聴講学生のドーファンベンジャミンが研究発表を行いました(発表日は27日).

ドーファンの発表はパッケージされたパワーデバイスの個体識別に関する内容です.個体識別とは,指紋や虹彩による個人の同定と同様のアイデアで,測定可能なデータからデバイスの識別や認証を行うことです.
今回は測定可能なデータとして,デバイスの電流特性や容量特性などを直接用いることによりパワーデバイスの個体識別を行い,デバイスパラメータを用いる従来手法よりも高い約99%以上の識別精度が得られることを示しました.

  • ドーファン ベンジャミン, 大石 一輝, 新谷 道広, 廣本 正之, 佐藤 高史:
    “特性曲線を特徴ベクトルとした機械学習によるパワーデバイスの個体識別”, 電気学会研究会資料(半導体電力変換回路研究会), SPC-17-108, pp.19-24, 2017年7月.
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